CLAUDE CODE ONBOARDING / SESSION 01 / HANDS-ON
「答えが返ってくるAI」から
「仕事が終わっているAI」へ
第1回:今日この時間で、自分の作業場をつくって鍵を渡すところまで終わらせる
これまで使ってきたチャット型AIとの違いは、突き詰めると2点だけです。前半でその2点だけを押さえ、残りは全員で手を動かします。今夜の合格ラインは、帰ったあとに自分の仕事のファイルを1つAIに読ませて、続きの作業を始められること。フォルダの構成は配布キットをドラッグするだけなので、覚える作業はありません。
ゴール:セットアップ完了まで
所要 60分
対象:チャット型AIを使ってきた人
前提知識ゼロ
事前準備:Claude Codeアプリ/Obsidian をダウンロードしておく
配布:スターターキット(ドラッグするだけ)
2026.08.28
TODAY'S GOAL
4ステップ
作業場をつくる → キットを入れる → 自分のファイルを入れる → Obsidianで見る
WHAT TO LEARN
2点だけ
フォルダごと預けられる/終わるまで自分で回る
HANDS-ON
38分
60分のうち、講義は18分。残りは全員が自分のPCを触る時間
PASS LINE
1ファイル
自分の仕事のファイルを1つ持ち込んで、AIに整理させられたら合格
NOT TODAY
3つは先送り
スキル/サブエージェント/GitHub は次回以降
FOR THE FACILITATOR / 配布・共有パネル
この資料から、そのまま配れます
研修中に使う場所です。印刷には出ません。
スターターキット
CLAUDE.md + フォルダ4つ + 保存ルールが一式入ったzipです。解凍して中身をドラッグするだけでセットアップが終わります。
ai_workspace_starter.zip / 約6KB / このページに埋め込み済み(通信不要)
Slackに貼る文面
資料のURLを入れると、下の文面に反映されます。コピーしてSlackに貼ってください。
キットのzipは、ダウンロードしてからSlackに添付してください。
講義は最初の18分だけです。そのあとは、説明を聞く時間ではなく、自分のPCで作業する時間になります。詰まったらその場で手を挙げてください。
TODAY / やること
「使える状態」を作るところまで
フォルダを作る/Claude Codeにつなぐ/配布キットをドラッグする/CLAUDE.mdを自分用にする/自分の仕事ファイルを1つ入れる/Obsidianで開く。以上です。
LATER / 今日はやらないこと
便利機能は、土台ができてから
スキル・カスタムコマンド・サブエージェント・GitHubでの共有は次回以降。先に手を出すと、土台がないまま複雑になって続かなくなります。
02
THE CORE DIFFERENCE
チャット型AIとの違いは、2点だけ
頭の良さはほとんど変わりません。変わるのは「作業するのが誰か」です。押さえるのは次の2点だけです。
DIFFERENCE 01 / 影響が最大
フォルダごと預けられる
チャット型は、画面に貼りつけたものしか見えません。作った文章も画面に出て、そのまま流れて消えます。
エージェントはフォルダの鍵を受け取り、中を自分で探して読み、新しいファイルを作り、決めた場所に保存します。
Claude Codeを起動するとは、「このフォルダをあなたの作業場にしていい」と鍵を渡す行為。渡した範囲がAIの見える世界そのものになります。
DIFFERENCE 02 / 量と品質に効く
終わるまで、自分で手を動かし続ける
チャット型は1回答えたら止まります。エージェントは計画 → 実行 → 自分で確認 → ダメなら直すを、完了するまで自分で繰り返します。
どちらも「AIを使っている」状態です。差は人に残る手数。30件でも100件でも、1回の指示で回り続けます。
IMPORTANT / ここを取り違えないでください
「AIが賢くなった」話ではありません
チャット型の答えの質はもう十分に高く、考える力そのものに大きな差はありません。減っていないのは自分が動く回数です。調べる・考える・書くは速くなったのに、作業は手元に残り続けている ── そこを引き取るのがエージェントです。
03
WHY FOLDERS FIRST
なぜ最初の作業が「フォルダづくり」なのか
ここが今日いちばん腹落ちしにくいところです。フォルダの整理は、AIの性能を上げるための作業ではなく、AIの足を引っ張らないための作業だと考えてください。理由は3つあります。
REASON 01
AIは中身を暗記していない
頼まれてから「これが必要そうだ」と当たりをつけて探しに行きます。ラベルが読めなければ、外れた資料を掴んで、それらしい間違いを書きます。
REASON 02
一度に読める量に上限がある
AIが一度に頭に入れられる量は有限です。会議室のホワイトボードと同じで、埋まればそれ以上書けません。
REASON 03
成果が積み上がるか、消えるか
使うほどAIが賢くなるのではありません。使うほど材料が増えます。その材料を置く棚がフォルダです。棚がなければ積み上がりません。
フォルダ構成をつくる基準は「AIが探しやすいか」ではなく、「新しく入った人が、フォルダ名だけ見て中身を開かずに目的地にたどり着けるか」。人が通れば、AIも通ります。
04
TODAY'S DELIVERABLE
今日つくる完成形
この形になっていれば、今日は終わりです。しかも自分で作りません。配布するキットをドラッグするだけで、この形とルールが一式そろいます。うすい文字の部分は、次回以降にさわる場所です。
ai_workspace/ ← 今日つくるフォルダ(あなたの作業場)
│
├── CLAUDE.md ← 毎回自動で読まれる、あなた専用のルール
├── CLAUDE.local.md ← 自分だけの設定(チームに共有しない)
├── .claude/ ← AI自身の設定置き場 ※次回以降
│ ├── settings.json ← どこまで触っていいかの許可
│ ├── commands/ ← 自分で呼び出す定型作業
│ ├── skills/ ← AIが自分で判断して発動する手順
│ └── agents/ ← 分担して同時に動く担当たち
│
├── 00_context/ ← 前提(自分の役割・会社・社内用語)
├── 10_works/ ← 案件ごとの作業場。その案件のものは全部ここ
├── 90_output/ ← どの案件にも当てはまらない完成物だけ
└── 99_tmp/ ← 捨てる前提の作業場。ここだけ散らかしてよい
今夜説明するのは 10_works と 90_output の2つだけです。00_context と 99_tmp は、キットに入っていますが使い始めるのは明日以降。番号が10刻みなのは、あとから「15_」を間に差し込めるようにするためです。
置き場所は、上から3つ見るだけで決まる
フォルダを覚える必要はありません。このルールは配布キットの CLAUDE.md に書いてあるので、実際に判断するのはAIです。あなたは中身を知っておくだけで構いません。
大事なのは順番です。まず案件フォルダを探す。あれば完成物もその中。90_output は「どこにも当てはまらなかったもの」が最後に落ちてくる受け皿で、最初に見る場所ではありません。実際にはSTEP 1 で決まるのがほとんどです。
なぜ案件フォルダに全部まとめるのか
AIに渡すとき、フォルダ1つを指すだけで経緯ごと渡せるから
材料を別の場所に置くと、依頼のたびに2か所を指定することになります。同じ箱に入っていれば「このフォルダを読んで」の一言で、ヒアリングから議事録、分析、提案まで全部が文脈として渡ります。材料と成果物の見分けは、フォルダではなくファイル名の先頭(素材_)で付けます。
それぞれ、無いとどうなるか
「これ要る?」と思ったら、無かった場合に何が起きるかで判断してください。全部、実際に起きることです。今夜は4つですが、足りなければ後から足せます。
| フォルダ | 役割 | 無いとどうなるか |
| 00_context | CLAUDE.md からの引っ越し先今日は空。長くなってから使う | 逃がし先がないのでCLAUDE.mdに全部書き続けることになり、長くなって1行あたりの効きが落ちる |
| 10_works | 案件ごとの作業場材料・分析・完成物を、案件単位でまとめる | 経緯が残らず、毎回「前回なんて言ってたっけ」から始まる。材料と成果が離れると、依頼のたびに2か所を指定することになる |
| 90_output | どの案件にも属さない完成物の受け皿 | 案件に紐づかない汎用資料・テンプレートが行き場を失い、いちばん上の階層に散らばる |
| 99_tmp | 捨てる前提の作業場 | 散らかしてよい場所がないので、いちばん上の階層に「新規フォルダ」「aaa」が湧いてくる |
なぜこの形にするのか(自分で設計するときの4つの判断)
DECISION 01
番号は10刻みにする
01・02・03 だと、あとで間に足したくなったとき番号が空いていません。10刻みなら「15_」を差し込めます。足りなくなったら足す前提の設計です。
DECISION 02
案件のものは、案件フォルダに全部
材料と成果を離すと、依頼のたびに2か所を指定することになります。探すのはファイル名(日付_案件名_中身)で。案件をまたぐ検索はこれで効きます。
DECISION 03
「捨て場」を最初に作る
散らかるのは避けられません。散らかしてよい場所を1つ決めておくと、他が汚れません。週1で中を空にします。
DECISION 04
あふれてから、外に出す
前提はまず全部 CLAUDE.md に書きます。1つの説明が10行を超えたら、そのときだけ 00_context に切り出す。最初に分ける判断はしません。
よく出る疑問:それ、CLAUDE.md でいいのでは?
はい、そのとおりです。前提はまず全部 CLAUDE.md に書きます。00_context は「もうひとつの置き場所」ではなく、長くなったときの引っ越し先です。今日は使いません。
今日の結論
判断は、今日は発生しません
「短いものはこっち、長いものはあっち」を最初に決める必要はありません。全部 CLAUDE.md。困ってから移す。移す作業もAIに1行で頼めます。
なぜフォルダだけ先に用意するのか
空き部屋があるほうが、引っ越しは起きる
キットには 00_context が入っていますが、今日は空のままで構いません。あとで「どこに出そう」と考えなくて済むように、部屋だけ先に取ってあります。
迷ったときは、順番を思い出すだけです。「その案件のフォルダはある?」── あればそこ。なければ作る。それでも当てはまらないものだけ 90_output。この判断は、実際にはAIがやります。
同じフォルダの中に、もうひとつの棚がある ──「.claude/」
ここまでは仕事の資料をどこに置くかの話でした。もうひとつ、AI自身の設定を置く棚が同じフォルダの中にあります。今日はこの棚には触りませんが、先に地図として見せておきます。
| 置くもの | オフィスでいうと | 今日 |
| CLAUDE.md | 壁に貼ってある業務マニュアル。出社したら必ず目に入る | 作る |
| CLAUDE.local.md | 自分の手帳。チームに見せない自分だけのメモ | 要れば |
| settings.json | 入館証。どの部屋に入ってよいか、何を勝手にやってよいか | 次回以降 |
| commands/ | 内線番号。自分で番号を押して呼び出す | 次回以降 |
| skills/ | 担当者。話を聞いて、自分から立ち上がる | 次回以降 |
| agents/ | 専門チーム。調査班・作成班が同時に動く | 次回以降 |
NOTE 01
「.」で始まるフォルダは、画面に出てこない
PCでもObsidianでも標準では非表示です。見えないけれど、確かにあるだけ。消えたわけではないので探し回らないでください。
NOTE 02
2つの棚の違いは「誰のための情報か」
フォルダ側は仕事の中身(人が読むもの)。.claude/ 側はAIの動き方(AIが読むもの)。混ぜないから、どちらも探しやすいままでいられます。
TODAY
今日さわるのは CLAUDE.md 1本だけ
.claude/ の中身は、先に作っても使い道がありません。手作業が溜まってから型にするのが順番です。それが次回のテーマになります。
1フォルダを作って鍵を渡す
2キットを入れてCLAUDE.mdを自分用に
3自分の仕事ファイルを1つ入れる
4Obsidianで同じ場所を開く
05
WORK 01 / 8分
作業場をつくって、鍵を渡す
GOAL / このワークが終わったら
Claude Code に「このフォルダに何が入っている?」と聞くと、答えが返ってくる状態
ここまでできれば、AIはもうあなたのフォルダを読めます。以降のワークは、すべてこの状態が前提です。
WHY / なぜやるのか
チャット型は、貼りつけたものしか見えませんでした。フォルダを1つ指定するだけで、その中を自分で読み書きできるようになる ── これが違い①そのものです。作業場を決めないと、AIは何も触れません。
WHAT / 何をやるかやることは、この3つだけ
CAUTION 01
渡したフォルダの外は見えない
デスクトップに散らばっているファイルは対象外です。使いたい資料は、このフォルダの中に入れてから頼みます。
CAUTION 02
逆に、渡した範囲は全部見える
見せたくないもの・機密のものは、このフォルダに入れないでください。「入れたものは読まれる」が前提です。
06
WORK 02 / 10分
配布キットを入れて、CLAUDE.md を自分用にする
GOAL / このワークが終わったら
フォルダ構成と保存ルールが一式そろい、CLAUDE.md が自分の情報で埋まっている状態
構成は自分で作りません。ドラッグして、あとは話すだけです。
WHY / なぜやるのか
フォルダ設計を覚えることは、今日の目的ではありません。覚えるべきは「置き場所の判断ごとAIに預けられる」ということです。キットを入れた瞬間から、どこに置くかを決めるのはあなたではなくAIになります。
配布キット:ai_workspace_starter.zip
中身は CLAUDE.md + 00_context / 10_works / 90_output / 99_tmp。解凍して、中身をドラッグするだけです。
WHAT / 何をやるかドラッグして、1回話すだけ
CLAUDE.md には何が書いてあるのか
中身を知らなくても動きますが、これが効いている実感が今日のポイントなので、4つのかたまりだけ見ておきます。
BLOCK 01 / ここを埋める
私は誰か
部署・役割・担当業務・社内用語。ここが空だと、一般論の答えしか返りません。キットでは ◯◯ になっています。
BLOCK 02
どう答えてほしいか
日本語で。結論を先に。前置きは書かない。わからないことは推測で埋めず質問する。
BLOCK 03 / 今日の主役
保存ルール
さきほどの3ステップの振り分けと、ファイル名 日付_案件名_中身。これが入っているので「入れといて」で通じます。
BLOCK 04
やってはいけないこと
送信・投稿はしない、下書きまで。消す・移動する前に必ず確認を取る。誤操作は元に戻せないので、ここは短くはっきり。
# 保存ルール(キットに最初から入っている)
ファイルの置き場所は、次の順番で決めてください。
1. 10_works に、その案件のフォルダがあれば そこに入れる
(材料も、分析も、戦略も、完成した資料も、全部その中)
2. なければ、案件として続くものは 10_works に作って入れる
3. どの案件にも当てはまらない完成物は 90_output
4. 捨てる前提の一時ファイルは 99_tmp
ファイル名は 日付_案件名_中身 の形にしてください。
もらった材料には、先頭に 素材_ を付けてください。
この12行があるだけで、置き場所を人が決めなくてよくなります。ルールを覚えるのはAIの仕事です。
BAD / 効かない書き方
「丁寧に、正確に、わかりやすく対応してください」
誰にでも当てはまる文は、何も指定していないのと同じです。守れているかを、あとから判定できません。
GOOD / 効く書き方
「議事録は『決定事項/宿題/次回までの動き』の3見出しで書く。宿題には必ず担当者名を入れる」
出てきた文書を見れば守れているか判定できます。判定できるルールだけが機能します。
VOLUME
足すのは、詰まってからでいい
長く書くほど1行の効きは落ちます。キットの分量で十分です。「またこの説明してるな」と思ったときに1行足すのが正しい育て方です。
CHECK / 効いているかの確認
会話を新しく始めて「今の作業ルールを3行で教えて」と聞く
保存ルールと禁止事項が返ってくれば、読まれています。返ってこなければ、CLAUDE.md の置き場所(フォルダのいちばん上)を確認してください。
07
WORK 03 / 14分 / 今日の合格ライン
自分の仕事のファイルを1つ入れて、「これ入れといて」と言う
GOAL / このワークが終わったら
自分の実際の仕事のファイルが正しい場所に置かれ、AIがそれを読んで次の作業を始められる状態
ここが今日の合格ラインです。ここを通らないと、明日から使われません。
WHY / なぜやるのか
ここまでは空の棚を作っただけです。研修で一番よくある失敗は「散らかること」ではなく、帰ったあと一度も自分のファイルを入れないまま終わること。この場で1回通しておけば、明日は同じことを繰り返すだけになります。
先に決めること / 持ち込む前に
入れてよいファイルかどうかを、先に判断する
フォルダに入れたものは、すべてAIから読める状態になります。顧客の個人情報・パスワード・社外秘の資料は入れない。持ち出してよいか判断がつかないものは、今日は選ばずに別のファイルにしてください。判断に迷ったら社内の担当に確認を。
WHAT / 何をやるか放り込んで、言う。それだけ
COPY / 続けてこう言う ── ここまでが合格ラインいま入れたファイルを読んで、
中身を3行で要約してください。
そのあと、この案件で次にやるべきことを
3つ提案してください。
ここまで来れば、「自分の仕事のファイルをAIに読ませて、続きの作業を始められる」状態です。今日の目的はこれ1つです。
CHECK / 3つそろえば完了
確認するのはこの3点
1. ファイルが `10_works` の案件フォルダに移っている
2. ファイル名が `日付_案件名_中身` に整っている
3. 中身を読んだ要約が返ってきている
1つでも欠けたら、その場で手を挙げてください。ここだけは全員そろえて帰ります。
よく出る質問
「勝手に動かされたら、どこに行ったか分からなくならない?」
移動する前に「どこに置くか」を伝えてから動くように、CLAUDE.md に書いてあります(消す・移動する前に必ず確認を取る)。それでも不安なら、最初の数回は「移動せず、置き場所の提案だけして」と言ってください。
08
WORK 04 / 6分
Obsidian をつないで、人が読める窓をつくる
GOAL / このワークが終わったら
AIが書いたファイルを、人が開いて読める・直せる状態
Claude Code で作る → Obsidian で確認して直す。この往復ができれば、今日のセットアップは完成です。
WHY / なぜやるのか
AIが作ったものを人が確認して直せないと、成果物として使えません。Claude Code が作るのは .md というただの文章ファイルなので、それを読み書きする窓が要ります。Wordのように重くならず、検索とリンクが効くのがObsidianです。
WHAT / 何をやるかダウンロードして、同じフォルダを指定するだけ
Vault(ヴォルト)= Obsidianが管理するフォルダ、という意味の呼び名です。新しく作る必要はありません。今日つくったフォルダをそのまま指定します。
NOTE
頭に「.」がつくフォルダは表示されない
設定用のフォルダは、PC上でもObsidian上でも標準では見えません。「見えないけれど、確かにある」だけです。消えたわけではないので、探し回らないでください。
09
CHECK & NEXT
今日の完成チェックと、明日からの1歩
この5つが埋まっていれば、今日のゴールは達成です。埋まらなかった項目は、その場で聞いてください。
| No | できている状態 | 確かめ方 | 今日の区分 |
| 1 | 作業用フォルダがある | PCの中に、今日つくったフォルダが1つある | WORK 1 |
| 2 | Claude Codeがそのフォルダを見ている | 「このフォルダに何が入っている?」に答えられる | WORK 1 |
| 3 | 構成と保存ルールが入っている00_context / 10_works / 90_output / 99_tmp + CLAUDE.md | 配布キットをドラッグしただけ。自分では作っていない | WORK 2 |
| 4 | CLAUDE.md が自分の情報で埋まっている | 新しい会話で「今の作業ルールを3行で教えて」に答えられる | WORK 2 |
| 5 | 自分の仕事のファイルが1つ入っている今日の合格ライン | 案件フォルダに移り、名前が整い、中身の要約が返ってきた | WORK 3 |
| 6 | Obsidianで同じフォルダが開ける | 10_works の中のファイルが、Obsidian上で読める | WORK 4 |
| 7 | 今日の勉強会の記録が入っている10_works/AI勉強会/ に第1回のメモ | 棚に「最初の1件」が入っている。ここから資産になる | この場で |
最初の1件は、今日の勉強会そのもの
棚をつくって終わりにすると、明日には忘れます。この場で1件だけ入れて帰りましょう。入れるのは、今日の勉強会の内容です。今日のことは、今日しか書けません。
10_works/
└── AI勉強会/ ← いま作るフォルダ
├── 20260828_第1回_学んだこと.md ← 自分の言葉で3行
├── 20260828_第1回_配布資料.html ← 今日のこの資料
└── 20260828_第1回_次回までの宿題.md ← データを入れ続ける
COPY / そのまま貼って使う指示文10_works の中に「AI勉強会」というフォルダを作ってください。
その中に「20260828_第1回_学んだこと.md」を作って、
私がこれから言うことを、そのまま書き留めてください。
きれいにまとめる必要はありません。話し言葉のままで構いません。整えるのはAIの仕事です。
WHAT TO WRITE / 3行だけ書く
この3つに答えるだけでいい
1. 今日いちばん「へえ」と思ったこと
2. 自分の仕事で、最初にAIに任せたいこと
3. まだよく分かっていないこと
次回までにやること ── 「AIに読ませたいデータ」を、フォルダに入れていく
今日つくったのは棚とルールです。中身が入って初めて意味が出ます。普段チャット型AIに毎回貼りつけているものと、貼ってはいないけれど読ませたら役に立ちそうなものを、思いついたときに放り込んで「これ入れといて」と言うだけ。置き場所を考える必要はありません。
「定期的に」のやり方 ── まとめてやらない
TIMING 01
会議が終わったら
文字起こしをフォルダに放り込んで「これ入れといて」。その場で議事録にしてもいいし、置くだけでも後で材料になります。
TIMING 02
資料をもらったら
お客様からの資料・社内の参考資料も、放り込んで「これ入れといて」。「あとで探す」が「開くだけ」に変わります。
TIMING 03
同じ説明を2回したら
「またこれ説明してるな」と思った瞬間が合図。その説明を CLAUDE.md に1行足す。長くなってきたら 00_context に切り出します。
週末にまとめて整理しようとすると続きません。その場で放り込むだけ。整理は、あとでAIに頼めます。
なぜ、溜めることが次につながるのか
溜めたデータは、そのまま次回「スキル化」の材料になります。「毎回この資料を見てこう書いている」が揃っていれば、その手順を型として保存できるからです。
ここから先の流れ ── 今日つくった棚に、材料を入れていく
1
TODAY
棚をつくる
フォルダ・CLAUDE.md・Obsidian。今日ここまで終わりました。
2
FROM TOMORROW
材料を入れ続ける
普段AIに読ませているもの/読ませたら効きそうなものを、その場で放り込む。
3
NEXT
スキル化する
溜まった材料をもとに、毎回の手順を「型」として保存する。
4
TEAM
チームで共有する
自分のPCにしかない資産を、チーム全員が使える形にする。
今日やったことを一言でまとめると、「AIに作業場の鍵を渡して、その部屋のルールを貼った」だけです。そして次回までにやることも一言です。普段AIに読ませているデータ/読ませたら良さそうなデータを、その場でフォルダに入れていく。棚だけでは何も起きません。中身が入った分だけ、次回の話が効いてきます。